いまさらアポロ11号とは...

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ネットのニュースを遊弋してたら、やたらとアポロ11号の話題が目に入る。バンダイがサターン5型のダイキャストモデルを売り出すと発表したし、けさの朝日新聞にもオメガ・スピードマスターの全面広告にバズ・オルドリン飛行士が出てる。な〜んでか?と思ったらコトシは月面着陸40周年だそうな。ほほう、なるほど、あたしらの世代が購買ターゲットにされてるんですな。

スピードマスターはとっても買えんからアウト・オブ・眼中ですが、バンダイのほうはちょっと気になる。なんでも「大人の超合金」シリーズてんだとか。商魂ミエミエでちょっとやらしい感じがするね。

大人の超合金 アポロ11号&サターンV型ロケット
まあ、さもありなん。かくのあたしも、小学生の折はかなり入れ込んだもんです。アポロ8号のころから徐々に盛り上がって来て、月面着陸の11号で大噴火。あれ昭和44年でしたか。翌年の千里万博では、月の石を見たさに何回もアメリカ館に列びました。書いてて思い出したけど、当時関西にいたあたしらは、日本万国博とか大阪万博とか言わずに、千里の万博って言ってたような気が。ま、どーでもいいんですけどね。

そう小学校5年くらいの頃ですか、アポロの中継が始まると、テレビの前に陣取り、NHKの特別番組に齧りつくようにして見てました。大塚アナウンサーと村野賢哉解説委員のコンビで同時通訳に西山千、カウンターの前に米国レベル製と思われる精巧なサターンVや司令船、月着陸船の模型を並べて説明するのだけど、その模型を村野氏があまりにもよく壊すのだった。ガキんちょのあたしらにとって当時のインポート模型は羨望のブツだったから、村野解説委員のあまりの不器用さに腹を立て、あたしはそれをネタにして「村野賢哉物語」というマンガを描いてしまったくらいである。ちなみにあたしの小学校卒業アルバムの「尊敬する人」の記入欄には、ニール・アームストロング船長と書いてある。まあ当時はそれぐらい盛り上がっていたわけだ。

しかし、このバンダイのモデル、詳しい製品内容は分からないけれど、案外企画倒れなんでないか。司令船コロンビアと月着陸船イーグルだけなら売れるだろうけど、ロケット本体というのはあまりメカ的魅力がないからね。「アフリカの爆弾」みたいに性的崇拝感を感じる人なら堪らんのかもしれないけど。年一万個販売はムリだと思うけどなあ。

参考記事:バンダイ、超合金モデル「アポロ11号」発売(MSN産経ニュース)

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コメント(2)

今、初の月着陸だったら、相当入れ込むこと間違いないです。40年前か。。。激ショボなPCしかなかった時代に、良く行ったものです。

万博のころは幼児だったので、微塵も記憶がありません^^;。親には何回も連れて行ったのにとボヤかれましたが。こっちは、ホンマは行ってないんちゃうか、と憎まれ口をたたいていたものです。

ロケットとか、たまりまヘん。が、買わないでしょう。ウチ狭いし^^;。精巧に出来ているようではありますが。

アフリカの爆弾、SFとは車の発明を予見するのではなく、交通渋滞や公害を予見するものと、アシモフ御大も仰っていますが、その通りですねぇ。
最近(でもない?)TVに出ておられるようですけど。

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