新聞によりますと、今月3日に発売されたサントリーの開発した青いバラ「サントリー ブルーローズ アプローズ(Suntory Blue Rose Applause)」がどえらい人気で、予約が殺到しているそうな。鳩山首相が13日にオバマ大統領に花言葉は「夢かなう」ですとかなんとか言ってキザにプレゼントしたのが、抜群の宣伝になったみたいですな。気になったんでネット通販で調べてみると1本3000円以上するのに軒並み完売。まあ、こういうものは稀少であれば稀少であるほど、入手しにくければしにくいほど、贈ったときの効果があがるようなモノだからして、サントリーはさぞかしホクホクなこったろう。
しかし青いバラは最近花屋で普通に1本400円くらいで買えるようになってたんで、なんじゃいなと思ったら、サントリー苦節20年の研究開発を経て、ようやく発売まで漕ぎ着けた遺伝子組み換え技術の成果なんだそうな。従来売られてる青いバラは色素を吸い上げさせて作っているそうで、生花は生花なんだけど、まあ染め物なんですな。で、今回話題の青バラ、サントリーブルーローズ アプローズは、花びらに青を作る遺伝子が入ってるというわけで、世界初の本物の青薔薇なんだそうだ。
でも青というよりは、薄紫色なんですけどね。やっぱりなんか生物的にムリがかかっているような印象を受ける。染めのほうのブルーローズはかなりビビッドな青だし、アイスブルーとかロイヤルブルーとか青のバリエーションもあって見栄えはこちらのほうがいいように思うけどね。勘ぐると案外、従来品と差別化するためにわざと薄紫にしてるのかもね。混ざっちゃうと混乱するから。
しかしブルーローズ アプローズが本物なのかというとちと疑問がある。遺伝子組み換えだからまあサイボーグみたいなもんでしょ。ネイティブの金髪と染めの金髪の値打ちの違いみたいなものはあるだろうけど、結局は見栄えが良くて安い方がプレゼントや贈り物には重宝するわね。それに3ヵ月の予約待ちが必要なら、勝負の日とかの間に合わんもんねえ。話題性と希少性のありがた味は十分ですけどね。
このサントリーの青いバラ、遺伝子組み換え生物だけにイロイロややこしいこともあるらしい。バラって切り花でも挿し木すれば結構簡単に増える。んだば、この希少な青いバラを勝手にどんどん増やして儲けたろうという輩が出るに違いない。ところが遺伝子組み換えは品種改良と違って、カルタヘナ法とか遺伝子の特許とか、法律のしがらみが大きいらしい。そりゃそうでしょうね。自然には存在しない生物なんだから。もちろんサントリーのパテントもあるだろうけど。でも早晩必ず逮捕者がでるような予感がするけどね。たとえ国内じゃなくてもお隣...
しかし青いバラは最近花屋で普通に1本400円くらいで買えるようになってたんで、なんじゃいなと思ったら、サントリー苦節20年の研究開発を経て、ようやく発売まで漕ぎ着けた遺伝子組み換え技術の成果なんだそうな。従来売られてる青いバラは色素を吸い上げさせて作っているそうで、生花は生花なんだけど、まあ染め物なんですな。で、今回話題の青バラ、サントリーブルーローズ アプローズは、花びらに青を作る遺伝子が入ってるというわけで、世界初の本物の青薔薇なんだそうだ。
でも青というよりは、薄紫色なんですけどね。やっぱりなんか生物的にムリがかかっているような印象を受ける。染めのほうのブルーローズはかなりビビッドな青だし、アイスブルーとかロイヤルブルーとか青のバリエーションもあって見栄えはこちらのほうがいいように思うけどね。勘ぐると案外、従来品と差別化するためにわざと薄紫にしてるのかもね。混ざっちゃうと混乱するから。
しかしブルーローズ アプローズが本物なのかというとちと疑問がある。遺伝子組み換えだからまあサイボーグみたいなもんでしょ。ネイティブの金髪と染めの金髪の値打ちの違いみたいなものはあるだろうけど、結局は見栄えが良くて安い方がプレゼントや贈り物には重宝するわね。それに3ヵ月の予約待ちが必要なら、勝負の日とかの間に合わんもんねえ。話題性と希少性のありがた味は十分ですけどね。
このサントリーの青いバラ、遺伝子組み換え生物だけにイロイロややこしいこともあるらしい。バラって切り花でも挿し木すれば結構簡単に増える。んだば、この希少な青いバラを勝手にどんどん増やして儲けたろうという輩が出るに違いない。ところが遺伝子組み換えは品種改良と違って、カルタヘナ法とか遺伝子の特許とか、法律のしがらみが大きいらしい。そりゃそうでしょうね。自然には存在しない生物なんだから。もちろんサントリーのパテントもあるだろうけど。でも早晩必ず逮捕者がでるような予感がするけどね。たとえ国内じゃなくてもお隣...
私、実物は見たことが在りませんが、どんなんでしょうねぇ。有名なので見てみたくはあります。買う気はしませんけど^^;。
サントリーは、ご存知のように花の事業部があり、それは気合を入れてやっていますが、やはりコピーモンとの戦いのようです。特にお隣あたり。カーネーションでも苦渋を舐めているようですし。サントリーではないですが、一般の農作物でもイチゴの有様なんかを見ているとちょっとヒドイなと思ったり。まあ、苗を持ち出される方にも、知的財産に関する意識が低いのも在りますが。
個人的には、遺伝子組み換え植物を流通させるなら、カルタヘナの本来の目的を考えれば、致死のファクターを入れるべきと思うのですがね。特殊な薬品がないと育たないとか。
まあ、実際には、挿し木コピーを繰り返すと、劣化するみたいです。
Nantaさんおはようございます。
お詳しいですね、バイオヤドカリ開発中?
法的なことは詳しく調べてませんけど商売になるということは諸々クリアしてるんでしょうね。花の色は自由にできるみたいに書いてあったので、わざと紫に決めたんだろうと思ってます。あたしとしては、バラは赤でいいと思います。