ライカの新作デジカメ Leica X1

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世の中はデフレだそうでありまして、とはいえこちとらずっとデフレスタンスのまま何年も暮らさずをえない状態が続いておりますんで、何を今更なのではありますけれど、確かにモノが売れなくはなってるみたいですな。なもんであたしの物欲のボルテージは完全に海底に沈んだまま。ピーなのであります。

でもまあ見たり騒いだりするのはロハでありますから、メカものなんかが話題になるといちおう覗いてみたりはしてます。デジカメなんかも欲しいブツではありますけれど、今持ってるのが完全に壊れないと次を物色する気にもなりません。と、いうわけで今回のLeica X1もお噂だけです。



↑Leica X1 スチールグレー
 ¥210000
そろそろ発売になる頃合いの、ライカの新作デジカメ、Leica X1。これが発表になった夏頃から気がかりなブツの一つでした。発表当時、Panasonicのマイクロ一眼 Lumix GF1が発売になったこともあり、さまざまな憶測がネットで飛び交ってました。というのもライカの一般向け低価格デジカメは、掟破りの「逆・羊の皮を被ったオオカミ」てな感じで、中身はマツシタ製のものが多かったからですな。

このX1も中身はマイクロフォーサーズのGF1なんではなかろうかと言われていたわけなんですけど、フタが開いて見ると、どうやら違ったみたいです。いや、詳しくは知りませんよ。ナンボ欲しくてもどーせ買えないんですから、そんなに真剣に調べてませんし。しかし製品サイトなんぞをみてると、「ドイツによるドイツの...」「メイドインジャーマニー」なんてコピーがやたら強調されてるんで、あちらのほうでも中身がメイドインジャパンつうイメージはなるだけ払拭したいのでありましょうな。X1の製品企画をしたのはどうも日本人らしいですけどね。



↑X1用 ブライト
ラインファインダー
36mm ¥35910
まあそれはさておき、このLeica X1、佇まいがいままでのライカデジカメのなかではピカいちじゃありませんか。もちろん、レンジファインダーのLeica M8やM9がありますけど、あれは価格が60万やら70万するデジカメですから、話をする気にもなりゃしません。そこいくとこのX1は20万前後。まだまだあたしの手には届かない価格ではありますが、当欄をご覧の方でも、ちょいと買って見るべというような御仁もおられるのではありゃあせんか、という価格帯です。

どんなブツかというと、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載した有効画素数1220万画素のコンパクトデジタルカメラです。マイクロ一眼じゃありません。レンズは固定単焦点式でライカエルマリート f2.8/24mmを搭載(35mm換算で36mm相当)してます。ズミルックスじゃないし、レンズ交換もできないけど所有欲を満たすには十分でしょう。ISOも3200まで設定可能。光量の少ない環境でもかなりイケます。



↑Leica X1 スチールグレー
 ¥199500
しかしなんといってもデザインですね、そそるのは。堅牢な金属外装、合成皮革が巻かれたボデイ、なにより軍艦部のレイアウトがライカです。スクリューマウント・ライカを彷彿とさせる渋い面構え、イイですなー。国産で話題のペンデジE-P2なんかがお子様向きみたいに見えてしまいます。天面右端の円形は内蔵フラッシュです。このあたりの処理もいいですね。最近最もそそられるデジカメの一台ですな。10万くらいにならんもんかの〜。
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