ぼやコラ　最近の記事

えーごぶさたいたしておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。あたしのほうは、そこそこ元気でやってます。フトコロ以外は。

拙サイトなんですけど、先月のぼやコラに津波のようつべ画像を貼ったところ、イキナリ外国のスパムコメントがそれこそ津波のように押し寄せやがりまして、放っておいたらその数や４ケタにならんという事態。口蹄疫や鳥インフルエンザみたいにヤドログのほうにも伝染してきたのを見るにつけ、おそまきながら両ページともコメント機能を取りやめました。ご容赦ください。

トップとアクアリウムページをMTのブログにしたんですが、テクニカルにとんと疎いモンで、スパムにどう対抗していいのやらよくわからず、調べるにも時間の余裕ナシ。ということでやむなくの書き込み不可の処置であります。また折りをみてサイトの全面改修で再起をはかろうと考えております。いつになるこっちゃわかりませんが、それまではあしからず。

さて、口蹄疫や鳥インフルで騒いでいるところに、こんどは新燃岳の大噴火であります。世紀末はもう通過したというにやたらと物騒なことが続きますな。景気はメチャメチャのままやし、政治も国内・対外ともにかつてないほどの体たらく。非常を通り越して、もはや緊急時の様相なのに、政局の対応ばっかで何も動いとらん。

天誅という言葉がありますが、ちんたらやってる極東の島国に業を煮やした八百万の神々が、ここらでやいと（灸）を据えたらなあかん！と怒ってはるんと違いますか。いくら不信心な民族とはいえ堪忍袋の緒が切れた。天を舐めとったらあかんでぇ、と。ああくわばらくわばら。

皆さんお元気ですか？　国力が低下したから国民の心意気も低下したのかそれとも国民の能力が低下したから国力もジリ貧急降下中なのかわかりませんが、そろそろなんとかせにゃいかんと思う一方、落ちるとこまで堕ちたらどーせまた上がってくるわいそれが我が生涯に間に合わんでも結構、という気もして情けないやら悔しいやらもうどーでもいいやらまったく困った今日この頃のご時世ですが、とりあえず勝負の年にしたいと思います（なんのこっちゃ）。本年もどうぞよろしくお願いします。みなさまの一年に幸多からんことをお祈りして初夏あたりまでサボらせていただきます（なにゆーとんねん）

最近はちまたで目にするものが、おしなべて味気なくなったように感じる。ひとつの原因として、見てビックリするようなモノが少なくなったからじゃないか。これ、CGやコンピュータの高速化によるところが大きいんでしょうな。江戸時代の人が黒船や陸蒸機を見たときには、それは大きなカルチャーショックだったろうけど、いま3Dテレビを見せられたところで、あ、そう。程度の驚きしか生まれない。

たとえば年賀状。ちょいと人を驚かせてやろうかと凝ろうとして、一生懸命アイデアを捻ったとしよう。ひと昔前なら「あの写真、どないして撮ってん！？」てな反響を得られたかもしれないネタでも、いまやデジカメが勝手に作ってくれたりする。アナログ時代は手数をかけて苦労して作った分、それにあたいする賞賛やねぎらいの反応が得られたもんだ。だから手間をかけても作ってやろうという気になった。

広告がつまらなくなったのも、そうだ。ビジュアルスキャンダルやパロディのグラフィックスは、まずはアイデアありきだが、そこに視覚化するまでの苦労や手間賃が加算されて、感動のボリュームをあげていたんだと思う。ナンデモ簡単に作れてしまうのは便利だけど、得られる効果が薄いことも予想できてしまうから、リキをいれて作ろうとは思わなくなる。これが文化度をさげているんじゃないのか？

あたしの昭和脳は、手間のかかっていないものは認めないような頑固なところがあって、アイデアだけだせば、あとはカンタンに作れてしまうようなビジュアルには、いまひとつ反応しない。テレビが白黒からカラー化されたときは、それなりの感動があったけど、あれを実現するには相当の手間がかかったことだろうなとガキながら実感できたからだろうと思う。

その点、自然が創りだす地形やイキモノなんてのは、途方もない時間と手間がかかっているから、大きな感動を与えてくれる。中には感動なんて表現をすると不謹慎な映像もあるんだけどね。