蒸気機関車と鉄道趣味
31後編
国鉄 和田山機関支区・福知山機関区/播但線のC57形 後編(1972.8.29)
播但線C57三重連お別れ運転(1972.9.24)
後編「播但線さよならC57三重連」
(KonicaIIIA2.0・ヘキサノン48mm f2/Neopan SS)
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市川の渓谷に沿って姫路方面へ向かうC57156[豊]牽引の貨物列車。
(C57156[豊] 生野〜長谷 72.8.29)
再び和田山に戻る。鷹取式集煙装置、重油タンク装備の二機を撮影。
(C5793[豊]、C57128[豊] 和田山機関支区 72.8.29)
後方は1912(明治45)年建築の和田山機関庫。切妻屋根レンガ造の美しい二線庫は現存。
(C5793[豊]、C57128[豊] 和田山機関支区 72.8.29)
C57128の顔。
(C57128[豊] 和田山機関支区 72.8.29)
C57128は昭和16年三菱重工製。糸崎区、梅小路区、福知山区を経て豊岡区で1973年3月廃車。
大津市におの浜遊びの森SL公園→滋賀県立体育館に静態保存。
(C57128[豊] 和田山機関支区 72.8.29)
C57128のクロスヘッド部と第二先輪。
第二先輪にはC544の刻印があるというが…。
(C57128[豊] 和田山機関支区 72.8.29)
同行のS君(左)と記念撮影。
C5793は昭和14年日立製。
米原区、名古屋区、高崎区、尾久区、福知山区を経て豊岡区へ。
生野町に一時静態保存されたが解体。梅小路、生野町、福知山に動輪のみ保存。
(C5793[豊] 和田山機関支区 72.8.29)
記念撮影第二弾。
しかしこの位置からキャブまでセルフタイマーで走れる若さに絶句する。
整備の職員に許可を得たが、蒸機最末期にしてはかなりおおらかな扱い。
(C5793[豊]、C57128[豊] 和田山機関支区 72.8.29)
※
福知山機関区のC57
和田山からの帰路、福知山機関区に立ち寄った。当時、福知山区在籍のC57はこの二機のみ。
C5711は昭和12年汽車会社製。門鉄デフ。かもめ牽引歴があり模型製品化もされた有名機。現在は豊岡市立野町中央公園に保存。
C5741は上付き気味のナンバープレートが特徴。
(C5711[福]、C5741[福] 福知山機関区 72.8.29)
※
播但線C57三重連さよなら運転
昭和47(1972)年9月30日を最後に播但線は無煙化。
それを記念して9月24日の通常の旅客列車一往復が三重連で運転された(30日にも運転)。
さよなら記念ヘッドマーク無し、集煙装置非装備機使用の配慮は嬉しいが、車窓の馬鹿ファンはどうしようもなし。
(636レ C5795[豊]+C57113[豊]+C57156[豊] 和田山〜新井 72.9.24)
上写真の追い撮り。フィーバーするファン。ロクな写真も撮れまいに。
(和田山〜新井 72.9.24)
※資料不十分のためキャプション等の内容には誤記の可能性があります。
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国鉄 和田山機関支区・福知山機関区/播但線のC57形 後編(1972.8.29)
播但線C57三重連お別れ運転(1972.9.24)
(KonicaIIIA2.0・ヘキサノン48mm f2/Neopan SS)
2006.07.06記
train31
1972.8.29/9.24
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