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↑オヤジJr。優れた運動性能と鈍くさい運動神経の持ち主なので、ガラスに激突が日常茶飯事。なので口や目のレンズは傷だらけである。 |
●名簿1番 【オヤジJr(じゅにあ)/3歳・雄】
エサの食い方は非常に不器用である。臆病な性格のせいか。漂っているエサを視認するやいなや、がむしゃらにそれに向かうのは良いのだが、口に入れる前にすでに反転することに重きを置いているので逃げ腰になり、確実に捉えられないことが多い。結果、十分な量を摂取することができずに、成長も鈍いし痩せてもいる。体がデコボコでオデキだらけなので「オヤジJr」という名が付いたのだけれど、オヤジ同様、敏捷で運動能力は高い。が、落ち着きがなく、ブレーキをかけられずにガラスに激突すること多々。運動神経は鈍いというしかない。サカリが来ると雌を追うのは非常に熱心。おぼこ娘であるトメにまでアタックをかける熱心さは買おう。両目とも真っ白だし、健康状態は良くないが、ウチの酷い水槽で今まで生き永らえてきたということだけで、そこそこの体力は評価できる。【総合・3】
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↑カタメ。左目は欠損してしまっているが、右目は大きく円らである。こちら側だけ見ていると、まま別嬪か。 |
●名簿2番 【カタメ/3歳・雌】
ま、左目を事故で失っているというハンデはあるものの、エサの取り方があまりにも下手である。口パクしながらやみくもに水面をスキャンして走るだけでは、そうは上手く餌にありつけない。食べてもいないくせにすぐ不貞腐れて底砂をつつくので、その間に他の金魚に餌を食い尽くされてしまう。全く間の悪いヤツである。見ていて、あ、こいつ頭悪いな、と思わせてくれるくらいである。そのせいで痩せているのに違いない。ウチの金魚中でいちばん成長が遅い個体である。早晩体長ではトメに抜かれてしまうのではないか。しかし、雌としての器量はナカナカのものらしい。大所帯の頃から、繁殖期になると一番のモテ筋。痩せた体でコンスタントに産卵している。なもんで保健は5。おとなしくていつもフラフラ泳いでいるが、残った右目は大きく円らな瞳でクリヤー。このへんが雄には別嬪に見えるのか?【総合・3】
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↑ジャンボ。水カビ病の後遺症で目玉が白く霞んでいる割には、餌を見つける手際の良さったらない。片っ端から食べてしまう分、そのまま肥大している。 |
●名簿3番 【ジャンボ/3歳・雌】
右体側の大きな腫れ物もなんのその、他の金魚たちを引き離すペースで巨大化してきた。くらしぶりを観察していると、その理由が頷ける。餌の取り方がバツグンに上手いし賢い。まず、浮いている餌を注意深く見ている。そしてゆっくりと近づき確実に食べる。一度の行動でその周囲に浮いている餌も丁寧に探って口に入れる。水槽の隅に残っているエサも丹念に探して食べる。投入された餌の大半を食べることになり、おのずと体がデカクなるというわけである。ま、冷静で落ち着きがあるということだろうか。しかしこれが自然界であったなら、いの一番に釣り上げられたり、獣に食べられてしまったりするのは明らか。「金魚力」的には評価の難しいところではある。両目とも白く濁ってしまっていて、病後の快復は遅い。産卵は安定しているが、雄ドモの激しいアタックにも、堂々とのんびりやりたいままにさせている。ヒトの男でも悪所ではこういうタイプに当たりたくないものである。素行に問題はないのだが、この点を考慮してマイナス1とした。【総合・4】
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↑段平。一度危篤状態になり復活した猛者だが、ごらんのように顔面が右側に歪んでしまった。そのうえ元々才槌アタマである。情けない。 |
●名簿4番 【段平/3歳・雄】
この夏に一度死にかけてから心なしか落ち着きが出た。というか「悟りを得た」みたいなものを醸し出している。ジャンボ同様、餌の取り方が器用である。餌の位置を良く観察してから確実に食べる。なので体も大きくなってきた。とはいえサカリが来ると、オヤジJr以上に執念深くしつこい。萌えると顔つきまで変わるような気がする。両目玉ともクリヤーなのだが、顔が右側にどんどん歪んできているのが不細工である。素行は普通だが、水質が悪化し始めると、そそくさと定位置に落ち着きじっとしてくれるので、換水のタイミングのバロメーターになっている。この行動は管理人が重宝しているので道徳にプラス評価をした。【総合・4】
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↑トメ。不思議に病気のダメージが少ない健康優良児である。ま、ウチの水槽にいて、キレイな容姿のまま大きく育つのはムリだと思うが。 |
●名簿5番 【トメ/2歳・たぶん雌】
三代目のトメは元気だ。餌の時間になると一番にわたしのほうに寄ってくる。量もたくさん食べるし、餌への執着心も強い。結果、成長は早く、体長は一歳上のカタメに匹敵するくらいになっている。が、経験不足なのか、どうもアタマは悪そうである。今のところは若さだけで押しているという感じか。性徴の現われも遅いようで、まだはっきりとはしないのだが、雄が時々ちょっかいをだしているところを見るとどうやら雌のようである。いやしかしおぼこ娘だね。雄に迫られても全く自覚していない様子。なによりも取り柄は健康でカラダが強いこと。度重なる水カビ禍にも、ひとりケロリと生き残ってきた。その上容姿は故・俊太郎にも似て美しい。性別がはっきりした場合「トメ子」に改名の予定。素行などはあまり感心できたものではないが、若さに免じてご祝儀の【総合・5】 |
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