レトロガラクタ偏故洞
駅弁当包装紙
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ガラクタ懐古趣味・偏故洞

駅弁当包装紙03 旧国鉄 奥羽・羽越本線 秋田駅 牛めし弁当(400円)
1974(昭49)年8月19日



 私(管理人)、この秋田駅の「牛めし」好きでした。この時は20日間の貧困北海道旅行の帰路、青森から急行「きたぐに」に乗り込みほっとした後、財布の残金を睨んで奮発したに違いない。なにせ400円!である。この当時駅弁の相場は300円。300円と400円の差は1000円と1200円の差どころではナイ。ちなみに函館本線・小樽駅の弁当は、抜群に旨くてなんと250円、私のイチバンのご贔屓であった。話はそれたが、折蓋をあけると一面にホカホカ牛肉が!!豚肉と鯨肉が主流の幼児期を過ごした私には垂涎ものなのであった。今では「吉野屋」の並が250円のときもあるくらいですが…この頃果たして吉野屋、あったんでしょうか?
 この包装紙にも右側に『DISCOVER→JAPAN』ロゴがちゃんと入っている。おなじ囲みの中に「うまい秋田のニシキ米 四季がある…旅の思い出に国鉄がある」のコピー。『DISCOVER→JAPAN』のイマ風(当時)の雰囲気に、強引に「ニシキ米」を結びつけようとする努力が見受けられて、ややさぶい。
 その後、秋田には10数年前にいちど訪れた。その時にはこの弁当ジャケット、まだ健在だったような気がするが、さだかではない。


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2001.05.22