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ガラクタ懐古趣味・偏故洞

広告燐寸箱23 銀行 京都 昭和産業相互銀行

昭和30年前後(1955頃)





はて、昭和産業相互銀行とは。
このあたりは亡父のコレクションなので、わたしには全く心当たりがない。
バブル崩壊と金融ビッグバンのあおりで、今や銀行はすっかり変態し、前身をたどるのにもかなり骨が折れる。
しかしウエブ検索をかけて調べてみたら、たぶん、というのに行き当たった。
ご存知のとおり「相互銀行」は1992(平成4)年に廃止されたが、
もともとは無尽講会社から1951(昭和26)年に転換した銀行である。
「昭和産業相互銀行」というワードは見当たらなかったが、「昭和産業無尽」というのに当たった。
京都の地銀である。ここから現在までを辿ってくると、
昭和産業無尽→京都相互銀行→京都共栄銀行(破綻)→幸福銀行(破綻)→関西さわやか銀行→関西アーバン銀行
という沿革が見えてくる。
なので、昭和産業無尽→京都相互銀行の間に昭和産業相互銀行という行名の時期が存在したと推察される。
ふう。


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2004.02.10