当時の子供たちにとっては、この「ふりかけ」はゴージャスなおかずの一品でした。台所からこっそり盗み出して、外で遊びながらおやつとして食べるのも楽しみでしたが、そういうとき、丸美屋の「のりたま」のタマゴ鶏ではサマになりません。やはりキャラクターものに限ります。ふりかけを「フリッカー」と呼ぶのがポピュラーだったのかどうかは、忘れてしまいましたが、かなり強引なネーミングですね。価格はパッケージに印刷されていないので、はっきりとしませんが、結構贅沢な感じがしたように思います。袋の裏面には「栄養表示」がされていますが、これも規制ではなくセールスポイントだったのかもしれません。 前回の「鉄人ガム」でコピーライト表示のことに触れましたが、こちらは「あの」ディズニーということで、妥協は許すまじ、と、表にも裏にもキッチリ入れさせています。
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