【鉄道むしかえしばなし003】
昭和48年3月30日から4月1日にかけて、北陸周遊券を手に石川県の七尾線と能登線を訪れました。3月30日の夜22時10分、大阪駅11番ホームを発車する501レ急行『きたぐに』青森行の10系客車に乗って深夜3時7分に金沢着。このまま青森まで乗って行きたかったんだけど、エイと下車して、3時49分発の321Dで5時23分に七尾駅に到着です。
朝まだきの七尾駅構内でC56159[七]の入換を撮ってから、赤ナンバーC56124[七]の牽く6時15分発の輪島行き貨物列車161レの出発を撮ることに。このあと盛大な煙を噴き上げて七尾を発車してゆきました。
七尾を6時38分発の急行のりくら7号6709Dに乗って161レを追い抜き、穴水〜能登三井間で再び待ち受ける予定でしたが、競歩で目指した撮影地に間一髪で間に合わず。後姿しか撮れなかったのは痛恨の思ひ出ナリ。
貨161レは穴水から貨8161レとなり七尾線を直進して輪島に向かい、輪島からは貨8166レ・貨166レとして夕方七尾へ戻ってくる運用でした。輪島へは夜間にもう一往復してました。荷の量は結構多かったですね。
1973.3.31撮影 minolta SRT101 ロッコール58mm/F1.4 FUJICOLOR-N100