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←ジャンボの右体側の腫れ物は、その後も改善がみられないばかりか、じくじくした感じに悪化してきたように見える。 |
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←オヤジJr(じゅにあ)は、あいかわらずボロボロだ。目玉を覆うレンズは曇りが一段と増し、もはやあまりよく見えていないのではないかと思われる。もともと下手くそだった餌とりが、ますます闇雲さを増してきている。 |
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←オヤジ(故魚)の遺伝子を強く受け継いでいると思しき体形のオヤジJr。無闇矢鱈と高速で泳ぎまわるので、尾鰭もだんだん大きさが目立つようになってきた。悔い改めないと、父さんみたいに早死にするよ。健康優良児のトメ子に抜かれ、今や水槽で一番小さな個体と成り下がった。 |
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←ジャンボは再び症状が悪化してきている。折角快方に向かいつつあったのに元の木阿弥。そのせいか、最近はいつも不貞腐れた顔をしている。思い切り陰気なサカナになってきた。 |
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←体調は悪いはずなのに、餌だけはたらふく喰って肥大を続けているジャンボ。昨年は「蕎麦」くらいの太さだった糞は、今や「饂飩」並に。ストレーナーの吸い込み口をカッターで切って拡げてあるのだが、饂飩ではもはや入りようがない。水質悪化に大貢献中である。 |
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←段平は、頭がいい。餌とりの要領も良いし、普段の行動にも無駄な動きがない。それは認めるが、いかんせん、その良い頭が右側に歪んでいる。白くなったところで器量の悪さはどうしようもなし。なんや、その情けない表情は! |
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←段平は、なぜ脱色しだしたのか。このサカナ、昨年(2003)の夏に、一度死にかけている。バケツのなかで横転していた状態から奇跡的に生還した。かの「矢吹丈」も力石との一戦の後、瞬時に白髪化してしまったのではなかったか。…それやな。しかし、カサブタのような赤色の残り具合にセンスがない。どうせなら錦鯉の「なんたら三色」みたいに、洒落た意匠にできんかったもんか。まあ、全部白くなって、完全な『銀魚』になるのなら許そう。たぶんならんと思う。おまえさんにはそうなるような「徳」がない。 |
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←昨冬、オス共のサカリ騒ぎに巻き込まれ、嫁入り前の額にハリー・ポッター傷を負わされたトメ子であったが、その傷が拡大してヘンな顔に。上には「マスクマン」なんて書いたが、ビキニの日焼け跡のようでもあり、競走馬のようでもある。ウチの金魚は揃いも揃って、どうしてこうも器量が悪いのか。 |
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←トメ子のみが、かろうじて健康的なカラダを保っている。しかし、こいつも脱色部分が大きくなってきた。体付きには、故・俊太郎の面影が強く出てきているようだ。アイツ、助平だったからなあ。キッチリと種を残す役割を果たしたから、悔いなく逝ったのかもしれない。 |
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←左から、ジャンボ、トメ子、段平。換水により、環境の変化を感じると、しばらくの間は、底付近に並んで大人しくなる。というか、どうやら換水後投入される「アクアセイフ」が苦手なようなのである。 |
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←ジャンボは、食事後、お腹がくちくなると、水面に口を出してパクパクをするのが日課だ。これが不健康維持の秘訣なのか? |