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駅弁当包装紙06 旧国鉄 石北・釧網本線 網走駅 かにめし(300円)
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1974(昭49)年8月16日
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昭和49年の夏、北海道は冷夏で、雨また雨の連続であった。どんよりと垂れ込めた厚い雲の下、着いた網走駅の印象も薄暗かった。それに追い討ちをかける「番外地」のイメージ。漂う空気は強烈な魚粉の臭いが纏わっている。連日の雨中の蒸気機関車撮影の旅で、体もヘトヘト。景気付けも兼ね「毛ガニ」を喰うぞ!と「かにめし」を奮発した。300円が奮発?と思われようが、この旅、3食のうち2食は菓子パンと四つ葉牛乳のみで凌いでいた、超貧困旅行であったのだ。 さて、この「かにめし」果たして毛ガニであったのか・・・現在の商品説明には「北海道といえば海鮮、海鮮と言えば蟹、まさしくその蟹の宝庫からとれたタラバガニ・ズワイガニを贅沢に炊き上げた網走ならではの逸品、旨くても悲鳴はあげないで下さい。(by有名駅弁徹底ガイド)」・・・とある。 ちなみに現在、この商品はこちらのように進化した(笑)。(840円〜) |
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