レトロガラクタ偏故洞
広告マッチ箱
03
広告燐寸箱03 喫茶店
京都 音楽喫茶 ムード
昭和30年前後(1955頃)
このころ、グラフィックデザイナーは、おおむね「図案家」と称されていた。
こういう店舗用マッチ箱のデザインも、彼らの手によるものだった。
図案家は、デザイナーであり、イラストレーターであり、
タイポグラファーであり、コピーライターでもあった。
すべてその図案家ひとりの「手」によって作成されていたのだ。
時間と報酬と均質化を優先した結果、現在のような分業体制が一般化したのだが…
図案家の持つ「作家性」には、嫉妬心を感じずにはいられない。
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2001.05.22