2010年4月アーカイブ

磯の40話。本日、ひっさ〜びさの海水換えをしました。なにせあんよ出して歩くイキモノがゼロなので、毎日観ていても弱っているのやら、水が汚れて苦しんでいるのやら、サッパリ判断がつきません。でもま、腹が減っているや否やは分かります。空腹になるとアカニシは水槽中をウロウロ探索しだしますし、ムラサキウニは石ころや貝殻を拾って喰いだします。そんでもって、イソギンチャクはショボーン(笑)。

適当ながらハブラシで、デスクボーイ水槽をちゃっちゃと擦って写真も撮りましたんで、この記事を書きはじめたんですけど、ハードディスクを見るに、1月に撮ってまだ載せてない写真が残ってましたんで、恐縮ながら今回はそっちを先に掲載させていただきますわ。いや、メンバーも情景もほとんど変わりませんので黙ってリゃ同じなんですけどね。

pl_umi40_1.jpg
これより三役揃い踏み(10.01.22撮影・以下同日)


pm_umi40_3.jpg

↑カーリー軍団を従えてる親分のように見えますが、
 ケヤリくん、ハッキリ言って圧倒されてます。

というわけで、1月22日の海ヤド槽です。こうやってメンバーが同じフレームに収まることはなかなかありませんから載せときたかったんです。あ、ケヤリ君は別カットで我慢してね→。

さて上のカットは赤西君がアサリの食事に取りかかったところです。ニオイを感じるのか、ウニどんも偵察にやってきました。お吟婆は、あたしのピンセット給餌待ちです。ピンセット給餌でカニやホンヤドに手渡ししてやった頃が懐かしいですな。でもイソギンやウニもちゃんと受け取ってくれるから、やりがいはありますけどね。

ピンセット給餌がもどかしいのがアカニシです。生きたアサリやシジミには敏感で、即直行するんですが、冷凍シーフードだと鼻先に置いてやってもキョロキョロして反対に行ったりするんですわ。まあ水流のせいでニオイの出所がわからないのかもしれませんけど。そうしてるとウニどんが先に拾って、例の「アリストテレスのあそこ」あたりに収納してしまうんです。食べ遅れた赤西君がウニどんから奪取を企てるんですが、トゲでハンドオフして防ぐ、というのがいつものパターンです。

pl_umi40_2.jpg
お〜い、アンタ二個目やろ、儂にもおくれ。ごっつ腹減ってるねん!(ウニどん)
いつも臍んとこに隠して、全然わけてくれへんのに、よう言うわ。(赤西君)



↑愛の証やて?

↑ンマ〜!?

ところがこの日の投入は活アサリのみ。立場逆転です。空腹のウニどんが食事中の赤西君に擦り寄ってます。ウニどんの口をみてくださいな。サンゴ砂のかけらや巻貝を拾ってしゃぶっとります。よっぽどお腹グ〜なんでしょうね。そんでもって赤西君の食べてるアサリが上のスリーショットのと柄が違うのがわかりますか? そう、本日2個目なんであります。早いですよ喰うの。イボニシなんかはアサリの身をかなり食べ残しましたけど、アカニシは速攻で全部きれいに食べてしまいますんでベントス要りまへん。アサリの養殖業者さんはアカニシ見つけると真っ青、即逮捕、みそ汁行きなんでしょうねえ。

本編:ヤドカリと磯の生き物の飼育

金魚のつづき、清正追っかけ拾丸グロッギーの二回目です。えらい古いエピソードで恐縮ですがトコトコ続けます〜。
(写真はすべて09.11.29撮影)
pl_kin62_1.jpgう〜ん、なんか邪魔なもんができたなあ。おまけに俺の方が狭いのはなんでやねん!(清正)

さて、専用のセパレーターは物置の奥ですぐには出ないので、手元にあった適当な塩ビのパンチ板で仮に仕切ったわけですが、長さも丈も合ってません。丈の足りない分は水量を減らして簡単に行き来ができないようにしました。たわませて吸盤で挟んでいるだけなので塩ビの反発力で固定されているのみ。清正が本気で体当りしたらひとたまりもありませんけど、相手は畜生なんでと、なめてかかった次第です。まあ半日程度でも拾丸が追われることなく一息つけば、体力も回復するだろうという目論見でありました。

pl_kin62_2.jpgあいつ、俺がおらんので、えらいのんびり寛いどるがな、アタマにくるなあ〜

二匹が分けられたので、おひろいも徐々に体力を回復し、着底状態から離脱して、首尾はまずまずと思っていたら、アホのおひろいが水面を跳ねてオーバーネット。自ら清正のスペースに特攻着水したりして大変でしたわ(笑)。

pl_kin62_3.jpgここに隙間があいとるな。なんとかあっちへ通れんもんか...あ〜イライラする!

さて、拾丸を追えなくなった清正を観察していると、しばらくたって落ち着いたのか、なんとかお拾いの方に行く方法はないかと、いろいろ仕切りの探索をはじめよりました。その執拗さを見ていると、この追っかけ行為は単なるテリトリー争いではなく、繁殖がらみのリピドー衝動なのかなあと感じた次第です。やはり拾丸は不妊のメスである公算が高いですな。いや不妊というのは尚早か。いまだその気になってない大年増といったほうが正しいかな。

pl_kin62_4.jpgお、この端っこを押したら、むこうへいけるんと違うか?!
...と思ったのが清正一生の不覚となったのだった。

仕切りの向こうでゆらりゆらりと休息する拾丸を見ているせいか、徐々に清正の感情が高ぶりを生じ始めたようで、そのうちに塩ビ板の下を抜けようとしたり、約5mm経のパンチ穴を突っついたり、板の端の方を押してみたりしだしました。そうこうしているうちに事故が起こったのであります!(つづく)

本編:金魚と淡水魚の飼育(もくじ)

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