ぼやコラです。商売柄(何の商売やw)デジモノ新製品をネットでチェックする機会が多い昨今なんですけど、中でもデジカメはあたしの物欲の琴線に触れる物件でして、まあ銀塩の頃から長いことカメラ(安物)には親しんできたもんでこれは性。
しかし3年半ほど前にアタマの血管詰まってひっくり返ってからというもの、気力的にも経済的にも立て篭ることが多くなり、カメラを持ち歩いて撮影するという機会が少なくなってしまいました。唯一精力的にマクロ撮影していた水槽撮影も、採集に行かないもんだから停滞してまして、特に新しいカメラを買う必要を感じなかったんであります。
その間デジカメは、それこそ三月置きぐらいに新製品モデルに更新されてまして、ぼんやり眺めているうちにどんどん通過してゆきます。お小遣いに余裕のある御仁なら、出るたびにポンポン買えば良いんでしょうが、こちとらそう言うワケには参りません。まあ私の現用デジカメも購入当時は上位モデルだったんで、そこそこ写るとタカを括ってたんですが、さすがに年式落ちも激しい昨今、ぼちぼち不具合が頻発して、さらに持ち出して撮る気力が失せるという悪循環になってます。
これになる前はあたし結構カメラに熱入ってたんですけどもね(YouTobeより)
そろそろ新しいデジカメ買わにゃなあ。と思いつつもスルーしてたところ、最近ネットであたしの現用デジカメに言及した記事を発見。これですが→「オールドデジカメの凱旋:オリンパス CAMEDIA C-5050 ZOOM(2002年)」。ええっ!あたしのって、もう9年も前のモデルなん?古っ!新登場して即買ったんですがね。内容を熟読するに、現中古相場では3000円くらいのようですね。コンデジにもかかわらず当時10万以上したのになあ。三月置きに進歩してるデジカメで9年落ちはさすがにキツいか。
ま、レンズの性能はいいんで、今でもそれなりの描写力はあるものの、デカいわ、重いわ、AFは遅いわ、操作性は悪い(オリンパスのは今でもあまり良いとは言えない)わ、なのでぼちぼち買い替え時かなと。当時のコンデジで500万画素っていうのはハイエンドスペックだったんですけど、いまや倅のスマホでも軽く800万画素ですからね。そら古いわ。
いざ新型を買うとなると、年相応にプロスペック本格一眼レフをオトナ買いと行きたいところですが、そんな予算ナシ。つうか、もはやかつての情熱(高校写真部&鉄道マニア)を持って写真を撮るわけがないので投資は勿体ない。ではレンズ交換可能なマイクロ一眼か。このジャンルでは、オリンパス PEN E-PL3、パナソニックのLUMIX DMC-GX1、ソニーのNEX-7、ニコンのNikon1と各社ズラリと出してますけど、どれも中途半端な感が。レンズ交換できるデジカメは慎重に選ばないとあとに響きますからな。
で、物色するに、オリンパスは今使ってるメーカーだけにインターフェースが心配。パナソニックは家電製品は凄いけど後発のデジカメはイマイチ。ソニーのデジカメは昔持っていてよく壊れたのが心配。でも銀塩はミノルタユーザーだったので血統のよしみで買ってやりたい気もする。ニコンはあとあと交換レンズやアクセサリーが高く付きそう。マイクロ一眼のボディもそれなりに高いし、ああ選ぶの面倒で買う気力幻滅。オリンパスはお家騒動の最中だし、ニコンやソニーはタイの水漬きでワヤになってるし、今じゃないのかも知れませんけど。
まあ今のあたしの使い道からいうと、安くて小さくて軽いコンデジで十分な感じですね。毎日持ち歩いてないと結局撮らないわけですから。あとは水槽撮影用にマクロが強ければヨシ。という結論に。安価なコンデジで物色すると浮び上がってきたタイプが、GPS搭載の防水・耐衝撃・耐寒コンパクトデジカメ のジャンル。今後、立て篭り生活から脱して、磯採集や焚火野宿を再開することになったとき、このタイプがあればいちばん便利で使うんじゃないかと。
そのジャンルに絞って物色するに、Nikon COOLPIX AW100 というのが最も今のあたしにハマる感じです。このコンデジ、水深10m防水でマクロ1cm。GPSがアシスト付きで衛星を捉えるのが速そう。そしてなにより、現行のこのクラスのGPS防水コンデジで唯一、地図データを内蔵してて、簡易なGPSロガーとしても使えるということ。だから旅や磯採集に重宝しそう。これで現在の実勢価格が28000円くらいだから、ちょっとキバればあたしでも買えそうです。それに40年来憧れていまだ果たせなかったニコンユーザーにもなれる(笑)。
いますぐ買うのははムリだけど、ポイント貯めて...とウダウダ言ってる間にすぐ次のいいのがが出てくるんですな。ったく、いつまでたっても買えんわけや。