生体飼育を再開しておよそ2週間が経ちました。ぼやキンの新メニュー、日本淡水魚の飼育のご報告をはじめることに。初回はツイッターでのつぶやきのまとめ。それから初代住民メンバーと水槽レイアウトを写真と動画で見ていただくことにします。
▲水槽立ち上げ記念にYouTubeに動画を初アゲしてみました。まだ編集の要領がよう分からんのですわ。(2014.9.8撮影)
わが家の水槽最後の生体だった、金魚の清正が糞詰まりで身罷ったのが2014年6月21日でありました。オカヤドカリのヤド六が逝き、海水水槽の磯の生き物も全滅し、そして清正も逝ってしまい、20数年間継続して来たわが家の水槽飼育も、ついに生体ゼロという状態になっておったワケです。
さて、住人不在になった75cm(110L)淡水水槽をどうするべか、と思ったんですが、引越しを機にニッソーの水槽台も買ったし、外部フィルターもほん2年前にマイクロプロセッサ搭載のエーハイム プロフェッショナル3e 2074を張り込んだところだったし(記事はこちら)、水を抜いた水槽を置いておくのは無様ですし...
それにわが家にはデカイ水槽を片付ける場所の余裕なんてありませんから、時々イソジンなどで消毒しつつ最小吐水量で回し続けてたんですね。サカナが居なくてもブクブクが出てると見た目涼しげですから。
で、9月2日。嫁娘がおのおの旅行に出かけて不在なんで、息子とふたり夕飯の外食後、腹ごなしに散歩でもしようということになり金魚屋に立ち寄ったのが運のつき。ま、ちょっとヤバい感じがしてたんですが、「寂しいから何か飼おうよ」というご託宣が。
「ヤロー!世話をするのは儂だろが!」とは思いましたが、3ヶ月間エサやりをしてないのは確かに一抹の寂しさがある。真夏に32℃超あった水温も徐々に下がってきてるし、水槽はスタンバッてますから飼育水コンデションも良好。買った生体をママ放り込むだけで特に準備や面倒はナシです。
で...ま、いいかと。ちょっとビールが入ってたのもあって、再び三途の川を渡ってしまったのであります。いたってありがちなパターンですな。
▲買って来たミナミヌマエビ(とりあえず10尾)水合わせ中。金魚時代のコケ取り担当は大きめのヤマトヌマエビでしたが、今回は繁殖にも期待してミナミヌマエビに。体長1cm超と小さいんですが、2週間たった今では1〜2個体しか見かけない。オイカワが喰ってるのかな?(2014.9.2撮影)
▲日本淡水魚第一陣の水合わせ。オイカワ2匹(5cm前後)とモツゴ3匹(大中小で3〜4cm)。ウチの水温は28℃。金魚屋の水槽は27℃くらいだったんで割とテキトーです。(2014.9.2撮影)
三ヶ月間無人(魚)の水槽ではあったんですが、彩りに南米ウイローモスを少々入れてるのでコケは付く。とりあえずコケ取り用に淡水エビを買ってこの場のお茶を濁そうと思いつき、ミナミヌマエビ10尾を迎えることにしました。で、店の人に掬ってもらってる間に、ナイフみたくキラキラ光るオイカワの水槽にフト目がいっちゃった。あとは知るべし、ですね。
それでオイカワ(ヤマベ)2匹とモツゴ(クチボソ)3匹を追加発注し、小さなミナミヌマエビがストレーナーに吸い込まれないようにとスポンジのカバーを購入。〆て2000円の出費でした。家に帰ってストレーナーカバーを被せ、水合わせの後おサカナを放流してその夜は終了です。
日本淡水魚の飼育は初めてだし、高水温や病気にデリケートで難しいと聞いてたので、ホームページなどでちょい調べはしてみましたが、いつも通りの対症療法で行きゃあいいかと楽観視。金魚もそうですが、経験の積み重ねが一番身に付きますからなあ。
▲夜の金魚屋で衝動買いした連中ですが、あらかじめ水ができ上がってたので楽ちん。ストレーナーにカバーをつけてオイカワ、モツゴ、ミナミヌマエビを放流しました。でもさ、小さい川魚が5匹だけじゃなんだかガランとして寂しいよねえ。(2014.9.2撮影)
開けて翌日、水槽の前に陣取り、オイカワとモツゴの様子を観察してますと、皆さん息災のようで実にお元気です。ウチの水槽、晩年の清正が病がちでちょいちょい投薬が必要になったため、便宜を図って底砂ナシのガラス底ムキダシなんですが、これがかえって水流の澱み個所や残餌の消滅時間などの確認がしやすくて、初物飼いの立ち上げには好通合でした。
エサは清正の残りエサ。ほかにもヤドカリのや海水魚のや乾燥イトミミズなど古〜いエサがたくさん残ってますんで、順番に与えて喰いっぷりを調査。結果、モツゴのお口が小さくて採餌が不器用みたいなので、微粉末のメダカのエサを買いに金魚屋へお散歩と。
メダカのエサを手にお店の水槽を眺めてましたら、「選り取り一匹150円 日本淡水魚MIX」とのラベルを貼った水槽発見。オイカワとモツゴ計5匹にいささか寂しさを感じてたもんで、自分で4匹掬って買っちゃいました。種類は図鑑で調べてね♡とのこと。そんだこんだで第一期の住人は雑魚9匹+ヌマエビ10尾という面子になりました。
▲翌日、コーヒー片手に水槽を眺めてたら、110Lに2種5匹では寂しいなあ感がムラムラ沸いて来てまた金魚屋へ。日淡ミックス水槽から追加で4匹掬って来てしまった。同種2匹×2にしたつもりなんだけど、タナゴ体型の2匹は種が違うかも。後日図鑑で調べますわ(2014.9.3撮影)
それから数日様子を見た結果、与えるエサの量がおおむね把握できたので環境向上のために田砂を購入して追加しました。種による生態の違いも見えて来て、ビビリさんやミナミヌマエビの隠れ家用に樹脂製の置き物を追加。この置き物は東王が小さい頃(20年程前)に使ってたのを引っぱり出して来て再ドボンです。
▲ガラス底の状態で観察して残餌の案配と水流の澱み場所が把握できたので、底砂を買って来た。撮影には白い礫砂が明るくて良いんだけど生体の環境を優先して、ややお高い田砂にしました。これでとりあえず日淡水槽一次レイアウトが完成。(2014.9.7撮影)
というわけで、飼育開始から2週間が経過しましたが、全員元気に遊泳中です。すでに掲載写真の頃より幾分大きくなってきましたし、川魚のくせにあたしが近づくとエサをねだる輩まで出現。ただ、ミナミヌマエビはだんだん減ってるようで、あまり見かけなくなってます。隠れてるのか喰われてるのか。
こいつら速くて小さいので写真が上手く撮れないんですが、いちおう初代メンバーの面子ポートレートを掲載しときます。今後ともどうぞよろしくお見知り置きのほどを。
▲オイカワのペア。いつも並んで水槽狭しとビュンビュン飛ばしてます。当水槽の最大種で5cmくらい。大飯喰らいでみるみる肥大中です。現状オスメス不明ですが無事成長するとあのド派手な婚姻色がでるんだろか?(2014.9.5撮影)
▲モツゴ三兄弟(クチボソ)3〜4cm。右はミナミヌマエビ。下写真はいちばん大きな個体のアップ。三匹の気性がそれぞれ異なっていて観察してると面白いんですが、だいたいは水槽の底のほうに陣取ってますね。(2014.9.2撮影)
▲MIX売り日淡水槽から同じ種と思われる2匹を掬って来ました。種名未確認のペアで全長2cm少々とまだ幼魚ですね。いつも上中層を泳いでるんでモロコ系かタカハヤ系かなと思ってるんですが、もうちょっと育たんとあたしには分かりません。下写真はうち一匹のアップ。種名分かる方います?(2014.9.4撮影)
▲MIX売りの種名未確認個体2匹。どちらも全長2.5cmくらいで背高体型なんですが、下左の個体は低層にいて臆病。テリトリー意識が強く常にモツゴを追っ払ってます。タナゴ系かな?。下右の個体はオイカワにくっついて中層から上層を泳いでますんで、フナ系じゃないかと。おサカナ住人はいまのところこの5種9匹です。(2014.9.5撮影)
なにぶん日本淡水魚飼育はビギナーだけに、先達の皆さんから見れば目を覆うような狼藉があるのかもしれませんけど、金魚同様マイペースで行きますわ。ただ、金魚よりも魚体が小さくて敏捷なので写真の撮影は激ムズですね。初めて動画にもチャレンジしてみましたが、ピントは合わんし動きにも付いて行けず。こちらも相当な修行が必要みたいです。
▲日淡水槽の動画チャレンジ2、3作目。三脚立てましたが、やっぱしコンデジのTG−1じゃキレイに撮るの無理かも。マクロには滅法強いんですがAFが遅い。まだ動画編集のやり方とか不案内なので、撮りっパにBGM音だけ入れたお粗末モノですが、ま、そのうち慣れてマシになるでしょう。(2014.9.8撮影)
飼育不慣れにつき突然全員玉砕の可能性も大アリですから、まだ各個体への命名はしてません。イケると思った個体からおいおい名付けていきますわ。では日淡水槽のお披露目、こんなところで失礼おば。
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本編:金魚と淡水魚の飼育
▲水槽立ち上げ記念にYouTubeに動画を初アゲしてみました。まだ編集の要領がよう分からんのですわ。(2014.9.8撮影)
さて、住人不在になった75cm(110L)淡水水槽をどうするべか、と思ったんですが、引越しを機にニッソーの水槽台も買ったし、外部フィルターもほん2年前にマイクロプロセッサ搭載のエーハイム プロフェッショナル3e 2074を張り込んだところだったし(記事はこちら)、水を抜いた水槽を置いておくのは無様ですし...
それにわが家にはデカイ水槽を片付ける場所の余裕なんてありませんから、時々イソジンなどで消毒しつつ最小吐水量で回し続けてたんですね。サカナが居なくてもブクブクが出てると見た目涼しげですから。
で、9月2日。嫁娘がおのおの旅行に出かけて不在なんで、息子とふたり夕飯の外食後、腹ごなしに散歩でもしようということになり金魚屋に立ち寄ったのが運のつき。ま、ちょっとヤバい感じがしてたんですが、「寂しいから何か飼おうよ」というご託宣が。
「ヤロー!世話をするのは儂だろが!」とは思いましたが、3ヶ月間エサやりをしてないのは確かに一抹の寂しさがある。真夏に32℃超あった水温も徐々に下がってきてるし、水槽はスタンバッてますから飼育水コンデションも良好。買った生体をママ放り込むだけで特に準備や面倒はナシです。
で...ま、いいかと。ちょっとビールが入ってたのもあって、再び三途の川を渡ってしまったのであります。いたってありがちなパターンですな。
▲買って来たミナミヌマエビ(とりあえず10尾)水合わせ中。金魚時代のコケ取り担当は大きめのヤマトヌマエビでしたが、今回は繁殖にも期待してミナミヌマエビに。体長1cm超と小さいんですが、2週間たった今では1〜2個体しか見かけない。オイカワが喰ってるのかな?(2014.9.2撮影)
▲日本淡水魚第一陣の水合わせ。オイカワ2匹(5cm前後)とモツゴ3匹(大中小で3〜4cm)。ウチの水温は28℃。金魚屋の水槽は27℃くらいだったんで割とテキトーです。(2014.9.2撮影)
それでオイカワ(ヤマベ)2匹とモツゴ(クチボソ)3匹を追加発注し、小さなミナミヌマエビがストレーナーに吸い込まれないようにとスポンジのカバーを購入。〆て2000円の出費でした。家に帰ってストレーナーカバーを被せ、水合わせの後おサカナを放流してその夜は終了です。
日本淡水魚の飼育は初めてだし、高水温や病気にデリケートで難しいと聞いてたので、ホームページなどでちょい調べはしてみましたが、いつも通りの対症療法で行きゃあいいかと楽観視。金魚もそうですが、経験の積み重ねが一番身に付きますからなあ。
▲夜の金魚屋で衝動買いした連中ですが、あらかじめ水ができ上がってたので楽ちん。ストレーナーにカバーをつけてオイカワ、モツゴ、ミナミヌマエビを放流しました。でもさ、小さい川魚が5匹だけじゃなんだかガランとして寂しいよねえ。(2014.9.2撮影)
エサは清正の残りエサ。ほかにもヤドカリのや海水魚のや乾燥イトミミズなど古〜いエサがたくさん残ってますんで、順番に与えて喰いっぷりを調査。結果、モツゴのお口が小さくて採餌が不器用みたいなので、微粉末のメダカのエサを買いに金魚屋へお散歩と。
メダカのエサを手にお店の水槽を眺めてましたら、「選り取り一匹150円 日本淡水魚MIX」とのラベルを貼った水槽発見。オイカワとモツゴ計5匹にいささか寂しさを感じてたもんで、自分で4匹掬って買っちゃいました。種類は図鑑で調べてね♡とのこと。そんだこんだで第一期の住人は雑魚9匹+ヌマエビ10尾という面子になりました。
▲翌日、コーヒー片手に水槽を眺めてたら、110Lに2種5匹では寂しいなあ感がムラムラ沸いて来てまた金魚屋へ。日淡ミックス水槽から追加で4匹掬って来てしまった。同種2匹×2にしたつもりなんだけど、タナゴ体型の2匹は種が違うかも。後日図鑑で調べますわ(2014.9.3撮影)
▲ガラス底の状態で観察して残餌の案配と水流の澱み場所が把握できたので、底砂を買って来た。撮影には白い礫砂が明るくて良いんだけど生体の環境を優先して、ややお高い田砂にしました。これでとりあえず日淡水槽一次レイアウトが完成。(2014.9.7撮影)
こいつら速くて小さいので写真が上手く撮れないんですが、いちおう初代メンバーの面子ポートレートを掲載しときます。今後ともどうぞよろしくお見知り置きのほどを。
▲オイカワのペア。いつも並んで水槽狭しとビュンビュン飛ばしてます。当水槽の最大種で5cmくらい。大飯喰らいでみるみる肥大中です。現状オスメス不明ですが無事成長するとあのド派手な婚姻色がでるんだろか?(2014.9.5撮影)
▲モツゴ三兄弟(クチボソ)3〜4cm。右はミナミヌマエビ。下写真はいちばん大きな個体のアップ。三匹の気性がそれぞれ異なっていて観察してると面白いんですが、だいたいは水槽の底のほうに陣取ってますね。(2014.9.2撮影)
▲MIX売り日淡水槽から同じ種と思われる2匹を掬って来ました。種名未確認のペアで全長2cm少々とまだ幼魚ですね。いつも上中層を泳いでるんでモロコ系かタカハヤ系かなと思ってるんですが、もうちょっと育たんとあたしには分かりません。下写真はうち一匹のアップ。種名分かる方います?(2014.9.4撮影)
▲MIX売りの種名未確認個体2匹。どちらも全長2.5cmくらいで背高体型なんですが、下左の個体は低層にいて臆病。テリトリー意識が強く常にモツゴを追っ払ってます。タナゴ系かな?。下右の個体はオイカワにくっついて中層から上層を泳いでますんで、フナ系じゃないかと。おサカナ住人はいまのところこの5種9匹です。(2014.9.5撮影)
▲日淡水槽の動画チャレンジ2、3作目。三脚立てましたが、やっぱしコンデジのTG−1じゃキレイに撮るの無理かも。マクロには滅法強いんですがAFが遅い。まだ動画編集のやり方とか不案内なので、撮りっパにBGM音だけ入れたお粗末モノですが、ま、そのうち慣れてマシになるでしょう。(2014.9.8撮影)
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本編:金魚と淡水魚の飼育