もう師走ですか。早っ!...ということで、ウチの日淡水槽も飼育3ヶ月目に突入です。例年、冬場に水モンの飼育記事を書いても、あんまし人が来ないもんでモチベいまイチなんですけど、今んところ毎月一本ペースで来てますから今月も一応アゲとくかな〜と。みんな大きくなってきてるしね。
▲大きいほうのタナゴが他のメンバーを追いかけ回すようになったので、水槽が騒々しくてスレ傷からの感染症も心配です。とはいえ腹一杯喰ったあとだけは幾分穏やかになります。しかしあたしのコンデジはAFが遅くてピントと露出も酷いなあ。水槽動画はムズいですわ(2014.11.16撮影)
さて、川雑魚9匹とヌマエビ共は、いまのところ問題なく成長中です。問題なくと言うのは、病気になったり死んだりはしてないという意味。しかし健康なのかと言えば、どーなんでしょうねえ。エサをバカスカ喰うもんで、それぞれ急速にデカくなって来ております。この飼い主は金魚の頃から「残さなければエサ喰い放題!」という飼育ポリシーですから、ある意味ブロイラー状態の生活習慣病症候群になってるのかも知れません。
(エサ投入時の動画はこちら→「お食事の時間」)
この季節の天然の川沼じゃ、そうそう虫とかも落ちては来ないはずで、岩に付いたコケなんかを突っついて、ひもじい思いをしながら冬越ししてるんでしょう。つうことはあんまりエサは与えないのが自然なんでしょうが、メシクレ!と要求されると、ついつ与えてしまうのが、この飼い主の習い性。ましてや金魚より寿命の短い川雑魚ですから、目一杯喰って太く短く生きなされ!となってしまうのであります。
毎日見てる飼い主には成長変化が分かり辛いもの。しかし広かった水槽がふいに手狭に感じる日が段階的にやって来て、ああ皆大きくなっとるわと実感します。体長が何cmになったとかはお客様にはどーでもいい事なんで割愛して、今回は主要メンバーの「顔アップ」写真を並べておきますわ。
▲水槽の覇権をバラタナゴに奪われてしまった感ありのオイカワA。鼻先にじんわり赤味が出てきました。ナイフのような美しいラインの銀色ボディがイケメンです。婚姻色のオイカワってちょっとグロいから好かんです(2014.11.24撮影)
▲胸板の厚みもいっそう増してグングン肥大中のタナゴL。一日中水槽の地回りばっかしやってます。チビのタナゴSの方はどうやら別種で、背骨にちょっと異常がある個体かもしれません。そのへんの考察はまた別の機会に(2014.11.24撮影)
▲モツゴMです。こいつらの性格、賢いくせにマヌケなところがあたしの好み。いわゆるブキって輩です。三ヶ月観察してて一番愛着を覚えるのがモツゴすね〜。ところで淡水魚に限らずですが、日本原産の生き物のフォルムって何となく日本人の作るモノの形と似てると思いませんか? WW2の日本軍用機や艦艇デザインなんか、まさにモツゴ風味です。横っ腹に日の丸描きたくなりますwww(2014.11.24撮影)
▲タカハヤなのかカワムツなのか、それとも別の魚なのか。まだあたしには分かりませんが、頭も良くて敏捷で、ウチの水槽中で身体能力がイチバン高いのは多分こいつらです。小型なのに一日の総採餌量はタナゴLを凌いでるんじゃないかな(2014.11.24撮影)
▲ヤマトヌマエビ2匹も健在。他の魚がどんどん大きくなって来たんで、深夜以外は水槽のエッジから動きません。ミナミヌマエビどもも皆水草の繁みに篭ってます。なもんでミナミヌマエビの正確な残存匹数は未確認ナリ(2014.11.16撮影)
種類や個体によって結構成長差が広がって来てまして、前回もちょっと書いてたように、タナゴの片方(L)が群を抜いて肥大化しております。またこいつの性格が傲慢で、エサが入るとイキナリ地場のチンピラお兄さんに変身して、ガンツケ&カツアゲ&追っかけモードに。同居人はみんなド偉い迷惑そうにしてます。
タナゴは2匹いるんですが、チビのほうはスリムなのでどうやら種が違うみたいですね。ジャイアンのほうはタイリクバラタナゴ臭いんですが、尻びれ外縁の白い線、尾びれのつけ根が赤くないこと、それに口が下向いてるっぽいんで、いまだ結論は出さずにサカリ(婚姻色)待ち。タイリクバラタナゴなら名前はキンペー(近平)に決まりなんですが。
そのキンペー(仮)の飛ばっちりを一番受けてるのが、おおむね水底近くをのんびり泳いでるモツゴさん。タナゴに追い回されるのが鬱陶しいとすぐに草葉の陰に隠れてしまうので水面のメシが思うように喰えてないご様子。なもんで沈下性の餌も何回かパラパラ。
タナゴ以上に大食漢なのが、まだ種類を特定できてないペア。ハヤ系かムツ系なんだろなと思ってるんですが、まだピッタリなのが図鑑に見つかりません。水面のエサへは果敢に突進し、沈下性のエサは身をくねらせて器用に拾います。タナゴがオイカワを追っ払ってる間も、休みなしで喰い続けてる食欲は凄い。案外、こいつらが水槽最大種に育ちそうな予感がしてます。
ま、前回、前々回の写真・動画と比べてみてくだされ。
▲オイラがこの水槽の首領だぜ。もんくあるか!(2014.11.24撮影)
立ち上げ時、幼魚5匹の淋しい水槽だったので、すぐに4匹追加したんですけど、たった三ヶ月で水槽がずいぶん混雑して来ました。このペースで育って春のサカリ時期に突入したら一体秩序はどうなるんでしょうか。楽しみでもあり心配でもある。雄に追い星が出だすと、川雑魚って急にイカツイ顔になるしねえ。もっとも、まだオスメスの判別もついてないんですが。
日本淡水魚の飼育:前回 ⇔ 次回
ぼやキン:アーカイブ
本編:金魚と淡水魚の飼育
▲大きいほうのタナゴが他のメンバーを追いかけ回すようになったので、水槽が騒々しくてスレ傷からの感染症も心配です。とはいえ腹一杯喰ったあとだけは幾分穏やかになります。しかしあたしのコンデジはAFが遅くてピントと露出も酷いなあ。水槽動画はムズいですわ(2014.11.16撮影)
(エサ投入時の動画はこちら→「お食事の時間」)
この季節の天然の川沼じゃ、そうそう虫とかも落ちては来ないはずで、岩に付いたコケなんかを突っついて、ひもじい思いをしながら冬越ししてるんでしょう。つうことはあんまりエサは与えないのが自然なんでしょうが、メシクレ!と要求されると、ついつ与えてしまうのが、この飼い主の習い性。ましてや金魚より寿命の短い川雑魚ですから、目一杯喰って太く短く生きなされ!となってしまうのであります。
毎日見てる飼い主には成長変化が分かり辛いもの。しかし広かった水槽がふいに手狭に感じる日が段階的にやって来て、ああ皆大きくなっとるわと実感します。体長が何cmになったとかはお客様にはどーでもいい事なんで割愛して、今回は主要メンバーの「顔アップ」写真を並べておきますわ。
▲水槽の覇権をバラタナゴに奪われてしまった感ありのオイカワA。鼻先にじんわり赤味が出てきました。ナイフのような美しいラインの銀色ボディがイケメンです。婚姻色のオイカワってちょっとグロいから好かんです(2014.11.24撮影)
▲胸板の厚みもいっそう増してグングン肥大中のタナゴL。一日中水槽の地回りばっかしやってます。チビのタナゴSの方はどうやら別種で、背骨にちょっと異常がある個体かもしれません。そのへんの考察はまた別の機会に(2014.11.24撮影)
▲モツゴMです。こいつらの性格、賢いくせにマヌケなところがあたしの好み。いわゆるブキって輩です。三ヶ月観察してて一番愛着を覚えるのがモツゴすね〜。ところで淡水魚に限らずですが、日本原産の生き物のフォルムって何となく日本人の作るモノの形と似てると思いませんか? WW2の日本軍用機や艦艇デザインなんか、まさにモツゴ風味です。横っ腹に日の丸描きたくなりますwww(2014.11.24撮影)
▲タカハヤなのかカワムツなのか、それとも別の魚なのか。まだあたしには分かりませんが、頭も良くて敏捷で、ウチの水槽中で身体能力がイチバン高いのは多分こいつらです。小型なのに一日の総採餌量はタナゴLを凌いでるんじゃないかな(2014.11.24撮影)
▲ヤマトヌマエビ2匹も健在。他の魚がどんどん大きくなって来たんで、深夜以外は水槽のエッジから動きません。ミナミヌマエビどもも皆水草の繁みに篭ってます。なもんでミナミヌマエビの正確な残存匹数は未確認ナリ(2014.11.16撮影)
タナゴは2匹いるんですが、チビのほうはスリムなのでどうやら種が違うみたいですね。ジャイアンのほうはタイリクバラタナゴ臭いんですが、尻びれ外縁の白い線、尾びれのつけ根が赤くないこと、それに口が下向いてるっぽいんで、いまだ結論は出さずにサカリ(婚姻色)待ち。タイリクバラタナゴなら名前はキンペー(近平)に決まりなんですが。
そのキンペー(仮)の飛ばっちりを一番受けてるのが、おおむね水底近くをのんびり泳いでるモツゴさん。タナゴに追い回されるのが鬱陶しいとすぐに草葉の陰に隠れてしまうので水面のメシが思うように喰えてないご様子。なもんで沈下性の餌も何回かパラパラ。
タナゴ以上に大食漢なのが、まだ種類を特定できてないペア。ハヤ系かムツ系なんだろなと思ってるんですが、まだピッタリなのが図鑑に見つかりません。水面のエサへは果敢に突進し、沈下性のエサは身をくねらせて器用に拾います。タナゴがオイカワを追っ払ってる間も、休みなしで喰い続けてる食欲は凄い。案外、こいつらが水槽最大種に育ちそうな予感がしてます。
ま、前回、前々回の写真・動画と比べてみてくだされ。
▲オイラがこの水槽の首領だぜ。もんくあるか!(2014.11.24撮影)
日本淡水魚の飼育:前回 ⇔ 次回
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本編:金魚と淡水魚の飼育