不死身の拾丸もついに体力が持たなくなったか...
このときはまだ口パク状態だったが、こうなるともう...(2010.6.14 8:53撮影)
このときはまだ口パク状態だったが、こうなるともう...(2010.6.14 8:53撮影)
こいつが、こいつが拾丸嬲り殺しの下手人(下手魚か)清正です↑(2010.6.14 8:59撮影)
う〜ん、なんか邪魔なもんができたなあ。おまけに俺の方が狭いのはなんでやねん!(清正)
あいつ、俺がおらんので、えらいのんびり寛いどるがな、アタマにくるなあ〜
ここに隙間があいとるな。なんとかあっちへ通れんもんか...あ〜イライラする!
お、この端っこを押したら、むこうへいけるんと違うか?!








今の二匹の場合は、あまりに一方的なので見てて目を背けたくなる。おひろいは鈍くて、逃げると必ずガラスに激突する。土人くちびる(NG用語?)がますます酷くなるうえ、脳震盪のようにふらふらになってしまう。清正はそんなことも一向にかまわず追い続けるから難儀なのだ。これ普通のメスならガラスを避けてくるくる回って逃げ、機が熟すとちゃんと停まって産卵と放精が行なわれるのだけんど。清正は拾丸より二歳も年下だし、情けないったらありゃしない。この水槽に清正が来たとき、拾丸が喰う気になれば喰えたくらいなのになあ。まあ普段はけっこう仲良くしてるんだけど。



し
かし、お拾いも今日で生後4年と14日だ。こんな症状をくりかえしていると体力が持たなくなり、そろそろ寿命がつきかねない齢になってきたとも言える。お
拾いが逝ってしまえば、東王以来面々と受け継がれてきた当家歴代菌魚の「呪われた血脈」も絶えてしまうのである。残念と言えば残念だが、それであたしは
「水換えが人生の全て」のような生活から解放され、平穏なアクアリストになれるのである。複雑な心境だ。だいたい清正を見よ。いまだこいつの体調について
心配のシの字もしたことがない。実を言うと、清正がやってきてから昨日でちょうど2年なのである。同じ金魚でも手のかかり方は雲泥の差。清正の場合、全く
世話の必要なしと言ってもいいくらいだ。でも、それじゃなんだかつまんないんだけどね。