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霰粒腫は、治療をせずに放っておくと何ヶ月も同じ状態が続くこともある。 手術しても「眼球」そのものじゃないので保険は降りないらしいのでご注意を。霰粒腫治療体験ルポの第三回。(→ 第一回/第二回)
「眼疣」では手術をしても保険が降りない!
梅雨寒というのかな。しとしと雨で寒い。最低気温が15℃台というから、わたしの正装のアロハシャツではちと冷える。なんでも6月末頃の記録では昭和47年以来らしい。さすがに当時のことは記憶にないが。
などとぼやきながら、三回目の切開に眼科へ向かう。
先日、飛蚊症のレーザー手術をした友人と話したのだが、医者の勧めで診断書を生命保険会社に提出したところ、スグ終わる簡単な治療であったにかかわらず6万円ほど儲かったという。
えへ、ええこと聞いた。わたしも3度も切開するんだ、6万とはいわずとも5000円くらいは降りるかもしれない。それで今日行ったら医者に診断書を書かそうと思っていたのだが、診断書もタダじゃない。
念のため、と保険会社の担当K藤氏に電話を入れた。彼曰く、「ああ、眼疣はダメデスネ」と、つれない。どうやら「眼球」そのものじゃないと手術しても保険は降りないらしい。残念だけど、診断書料金をムダにせずに済んだ。ま、そう旨い話はないか。
両眼の状態を診た医者は、ずいぶん良くなってきたことを告げつつも、今日は左目の上下瞼に残っている眼疣をひとつずつ取るという。もうこの際取れそうなものはすべて取ってもらったほうがせいせいする。といっても、また新たなものができてくる可能性が高いのだそうだが。
医者のくり返すことばはひとつ、「最初のときに取ってしまえばこんなことにならなかったんですが...」ばかり。わかりましたよ、最初と二度目のヤブ 眼科になど行かずに、のっけからウチに来いよ、と言いたいのだろう。了解しましたって。
※前回、前々回同様、フルリクライニングシートへ、左目を麻酔する
もはや「三番斬り」、ベテランである。今回はいきなりいろいろ訊ねまくってやろう。
こんなにたくさんあるヒトは初めてだ!
プチ、プチ、プツ、プツ、......
偏屈:「それ、鋏をつかっているんですか?」
医者:「......、いえ」
偏屈:「いままではメスかと思っていたのですが...」
医者:「............」
おや、今回は機嫌が悪いぞ。なんでか?
プチ、プチ、プツ、プツ、......
医者:「............」
ははあ、今日は火曜日。それも夕方である。この眼科、水曜日が休診日である。そのうえ、土日祝日も開業している。偉いのである(というか売上げ重視かも)。ということは......お疲れがピークなのであろう。手元が狂ったりしたらカナワン。ま、今日はいいや。
医者:「ふ~、終わりました」
偏屈:「ありがとうございます」
医者:「いや~、2、3個あるヒトは、結構いるんですが、こんなにたくさんあるヒトは初めてだ!」
偏屈:「はあ」
実はこの時、すかさず、「ギネスブックに載りますかね?」と言おうと思ったのだが、先の会話から、今日はスイングしないと予想されたので、止めておいた。
今回の治療は、左目のみ。ただし上下の瞼を切開したが。慣れとは恐ろしいもので、もはやチョロイものである。一週間後にもう一度見せるように、との指示をいただき、薬を貰いに、例の「ヤンキー座り薬剤師」の薬局へ行く。
今日は、お姉さん、白衣の下にズボンを穿いておられた。梅雨寒のせいで損した。...おしまい。(2002-06-25 掲載記事を復刻)
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霰粒腫は、治療をせずに放っておくと何ヶ月も同じ状態が続くこともある。 手術しても「眼球」そのものじゃないので保険は降りないらしいのでご注意を。霰粒腫治療体験ルポの第三回。(→ 第一回/第二回)
「眼疣」では手術をしても保険が降りない!
梅雨寒というのかな。しとしと雨で寒い。最低気温が15℃台というから、わたしの正装のアロハシャツではちと冷える。なんでも6月末頃の記録では昭和47年以来らしい。さすがに当時のことは記憶にないが。
などとぼやきながら、三回目の切開に眼科へ向かう。
先日、飛蚊症のレーザー手術をした友人と話したのだが、医者の勧めで診断書を生命保険会社に提出したところ、スグ終わる簡単な治療であったにかかわらず6万円ほど儲かったという。
えへ、ええこと聞いた。わたしも3度も切開するんだ、6万とはいわずとも5000円くらいは降りるかもしれない。それで今日行ったら医者に診断書を書かそうと思っていたのだが、診断書もタダじゃない。
念のため、と保険会社の担当K藤氏に電話を入れた。彼曰く、「ああ、眼疣はダメデスネ」と、つれない。どうやら「眼球」そのものじゃないと手術しても保険は降りないらしい。残念だけど、診断書料金をムダにせずに済んだ。ま、そう旨い話はないか。
両眼の状態を診た医者は、ずいぶん良くなってきたことを告げつつも、今日は左目の上下瞼に残っている眼疣をひとつずつ取るという。もうこの際取れそうなものはすべて取ってもらったほうがせいせいする。といっても、また新たなものができてくる可能性が高いのだそうだが。
医者のくり返すことばはひとつ、「最初のときに取ってしまえばこんなことにならなかったんですが...」ばかり。わかりましたよ、最初と二度目のヤブ 眼科になど行かずに、のっけからウチに来いよ、と言いたいのだろう。了解しましたって。
※前回、前々回同様、フルリクライニングシートへ、左目を麻酔する
もはや「三番斬り」、ベテランである。今回はいきなりいろいろ訊ねまくってやろう。
こんなにたくさんあるヒトは初めてだ!
プチ、プチ、プツ、プツ、......
偏屈:「それ、鋏をつかっているんですか?」
医者:「......、いえ」
偏屈:「いままではメスかと思っていたのですが...」
医者:「............」
おや、今回は機嫌が悪いぞ。なんでか?
プチ、プチ、プツ、プツ、......
医者:「............」
ははあ、今日は火曜日。それも夕方である。この眼科、水曜日が休診日である。そのうえ、土日祝日も開業している。偉いのである(というか売上げ重視かも)。ということは......お疲れがピークなのであろう。手元が狂ったりしたらカナワン。ま、今日はいいや。
医者:「ふ~、終わりました」
偏屈:「ありがとうございます」
医者:「いや~、2、3個あるヒトは、結構いるんですが、こんなにたくさんあるヒトは初めてだ!」
偏屈:「はあ」
実はこの時、すかさず、「ギネスブックに載りますかね?」と言おうと思ったのだが、先の会話から、今日はスイングしないと予想されたので、止めておいた。
今回の治療は、左目のみ。ただし上下の瞼を切開したが。慣れとは恐ろしいもので、もはやチョロイものである。一週間後にもう一度見せるように、との指示をいただき、薬を貰いに、例の「ヤンキー座り薬剤師」の薬局へ行く。
今日は、お姉さん、白衣の下にズボンを穿いておられた。梅雨寒のせいで損した。...おしまい。(2002-06-25 掲載記事を復刻)