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頭頂部にいぼができて久しい。いぼオヤジである。まあ若い身空なら気にもするのだけど、なんたってオヤジなんだからいいのである!と放っていたら、だんだんデカくなって来た。自分でしている丸刈りのバリカンの刃がいぼに引っかかるのがうざったい。
実はこのイボは二代目で、初代は2年前、脳梗塞で入院するちょっと前に同じ位置にできてたのだ。入院中、脳外科の主治医にこの頭のイボと脳梗塞は関係あるのか?と訊いたら、関係ないないと苦笑されたあげく、皮膚科を紹介された。総合病院だから入院中なのを幸いとスリッパのまま皮膚科外来へ通って、美しい女医センセにキレイに取ってもらったのである。
「また出てくるかもしれないわよ」と言われていたが、そいつが2年後再びコンニチハ、してきたのだ。さてこのいぼ、調べてみたら、尋常性疣贅(ゆうぜい)と申しまして、ヒト乳頭種ウイルスといういぼウイルスによってできる。だから伝染るんですな。表面は固いカリフラワー状になってて、触ってるとポロポロ崩れたりするもんだから、楽しい。だから触っちゃダメといわれていても、つい触ってしまう。伝染って2つに増えたら、これがホントの「いぼ兄弟」なんつて。
さて、前回の初代・頭頂部いぼをどうして取ったかというと、液体窒素スプレーによる凍結法である。皮膚科の女医センセのデスクにちょこんと置いてある軽金属ボトルのスプレーを何気にいぼにシューっと噴いて凍らせる。これでウイルスが壊死しちゃうわけ。これを毎週一回噴いてもらってたら4〜5回できれいにとれた。なもんで今回の二代目にも、家にあった無香料の冷却スプレーをシロート療法で当てていたのだけど、中身がなくなってしまったのでそのまま放置したというわけだ。
ところが、皮膚科の液体窒素スプレーはマイナス196℃の強面だ。危険だからたぶん市販してないんでしょうな。ウチにあった冷却スプレー(打撲とか用)はエタノールかなんかのやつで、せいぜいマイナス40℃くらいが関の山。「ぬるい」のであります。無くなったんで薬局やスポーツ用品店を物色したが、消炎成分や香料なんかが入ってるのばかりで良いのがない。やっぱ、もう一回女医センセのところへ行くかなあ。しかし10秒程度の治療に何分も待たされたあげく、保険適用だけど1000円くらいとられるのがくやしいのだけどね。
実はあたし、小学校の時にも、手の指のつけ根に大きないぼができて悩んでいたことがある。わはは、いぼ少年。横山のイボ◯ロリとかを塗布しても一向に取れずに困っていたら、通っていた散髪屋のオバサンが、なんとまじないで取ってくれたのだ。数年来の悩みが数週間で霧散解消したのでおどろいた経験がある。以来その指のいぼはオヤジになった今も復活してない。ネットで検索して調べてみると、やはりいぼはオマジナイで取れるらしい。かの江戸時代の名著「耳袋」にも記述があるそうな。まあ原因がウイルスだから、心因的な操作で耐ウイルス性の免疫物質が生成分泌される、てなところなんだろう。
どういうオマジナイをしてもらったのかは、正確には覚えていないのだけど、たしか、「いぼの上にお米粒をのせて小刀で十字に切り込みをいれ、なんらかの呪文をとなえたものを懐紙に包み、人の踏まないところに埋める」だったと記憶している。その後、どのぐらいの時間が経過したかもさだかじゃないけど、気づいたらいぼはきれいさっぱり消えていた。今回もそうすればいいべかと、オカンに訊いたら、いぼ恩人の散髪屋のオバサンはすでに故人だといふ。ああ昭和は遠くなりにけり。
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頭頂部にいぼができて久しい。いぼオヤジである。まあ若い身空なら気にもするのだけど、なんたってオヤジなんだからいいのである!と放っていたら、だんだんデカくなって来た。自分でしている丸刈りのバリカンの刃がいぼに引っかかるのがうざったい。
実はこのイボは二代目で、初代は2年前、脳梗塞で入院するちょっと前に同じ位置にできてたのだ。入院中、脳外科の主治医にこの頭のイボと脳梗塞は関係あるのか?と訊いたら、関係ないないと苦笑されたあげく、皮膚科を紹介された。総合病院だから入院中なのを幸いとスリッパのまま皮膚科外来へ通って、美しい女医センセにキレイに取ってもらったのである。
「また出てくるかもしれないわよ」と言われていたが、そいつが2年後再びコンニチハ、してきたのだ。さてこのいぼ、調べてみたら、尋常性疣贅(ゆうぜい)と申しまして、ヒト乳頭種ウイルスといういぼウイルスによってできる。だから伝染るんですな。表面は固いカリフラワー状になってて、触ってるとポロポロ崩れたりするもんだから、楽しい。だから触っちゃダメといわれていても、つい触ってしまう。伝染って2つに増えたら、これがホントの「いぼ兄弟」なんつて。
さて、前回の初代・頭頂部いぼをどうして取ったかというと、液体窒素スプレーによる凍結法である。皮膚科の女医センセのデスクにちょこんと置いてある軽金属ボトルのスプレーを何気にいぼにシューっと噴いて凍らせる。これでウイルスが壊死しちゃうわけ。これを毎週一回噴いてもらってたら4〜5回できれいにとれた。なもんで今回の二代目にも、家にあった無香料の冷却スプレーをシロート療法で当てていたのだけど、中身がなくなってしまったのでそのまま放置したというわけだ。
ところが、皮膚科の液体窒素スプレーはマイナス196℃の強面だ。危険だからたぶん市販してないんでしょうな。ウチにあった冷却スプレー(打撲とか用)はエタノールかなんかのやつで、せいぜいマイナス40℃くらいが関の山。「ぬるい」のであります。無くなったんで薬局やスポーツ用品店を物色したが、消炎成分や香料なんかが入ってるのばかりで良いのがない。やっぱ、もう一回女医センセのところへ行くかなあ。しかし10秒程度の治療に何分も待たされたあげく、保険適用だけど1000円くらいとられるのがくやしいのだけどね。
実はあたし、小学校の時にも、手の指のつけ根に大きないぼができて悩んでいたことがある。わはは、いぼ少年。横山のイボ◯ロリとかを塗布しても一向に取れずに困っていたら、通っていた散髪屋のオバサンが、なんとまじないで取ってくれたのだ。数年来の悩みが数週間で霧散解消したのでおどろいた経験がある。以来その指のいぼはオヤジになった今も復活してない。ネットで検索して調べてみると、やはりいぼはオマジナイで取れるらしい。かの江戸時代の名著「耳袋」にも記述があるそうな。まあ原因がウイルスだから、心因的な操作で耐ウイルス性の免疫物質が生成分泌される、てなところなんだろう。
どういうオマジナイをしてもらったのかは、正確には覚えていないのだけど、たしか、「いぼの上にお米粒をのせて小刀で十字に切り込みをいれ、なんらかの呪文をとなえたものを懐紙に包み、人の踏まないところに埋める」だったと記憶している。その後、どのぐらいの時間が経過したかもさだかじゃないけど、気づいたらいぼはきれいさっぱり消えていた。今回もそうすればいいべかと、オカンに訊いたら、いぼ恩人の散髪屋のオバサンはすでに故人だといふ。ああ昭和は遠くなりにけり。