蚊が目に飛んだ日

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先週木曜日の朝、目覚めたらいきなり左目の前にゴミがわんさか浮いている。いわゆる飛蚊症というやつです。起きている間のほとんどを、パソコンディスプレイを眺めて暮らすなりわいを25年以上続けているもんだから、当然、飛蚊症とのつきあいも長く、重々承知の物件なんではありますが。

特に半年ほど前から、効き目の右目のど真ん中あたりに大きめのカスが浮いてましたんですが、左目のほうはクリアだったのでなんとか誤摩化せていたところに、こたび突然の大量飛行。両眼にぶんぶん飛ばれると、鬱陶しくてちょっとたまりませんで。

原因として思い当たるのが先週月曜の金環日食観察。日食グラスをかけて観察したので、直接太陽を見てはいないんですが、お陽さんの光は強烈ですからね。それが思い当たるだけに、すわ網膜剥離かと、たまらず眼科を受診したのであります。


飛蚊症があなどれないのは、この蚊みたいなゴミは、目ん玉の中に満たされてるゼリー状の液体(硝子体)がニゴって来て影ができている場合と、網膜に穴が空いて周囲の剥がれたカスが浮いて見えている場合があって、後者だと網膜剥離の手術というオオゴトになる可能性があるんですな。

近視・乱視はもとより、老眼とももはや長いつきあいなんですが、眼科を受診した回数は意外に少なくて、前回眼科に行ったのは霰粒種の手術時。いつだっけかと思って 当時のコラム を読んでみたら、文中にワールドカップの記述が見える。これ2002年の日韓大会のコトでして。つまり10年も前であります。

つうわけで10年ぶりの眼科受診。目ん玉の真ん中に注射針を刺されるんではないかという恐怖が目医者から足を遠ざけていた理由(ダリ脚本の映画「アンダルシアの犬」のトラウマもあってね)なんでありますが、最近は目薬で瞳孔を開かせて網膜をチェックできるみたいなんで、飛蚊が出ている人は安心して行くよろしです。

診断結果は、網膜には穴空きナシとのこと。それはそれで良かったんですけど、飛蚊とはそのまま付き合って行くしかなしとのご託宣。ま、手術して消す方法もあるんですが、たかが飛蚊のためにメスを入れるのはリスクが大きすぎるので普通やらないとのこと。よって特に処置なしの経過観察のみ。

しかし困ったもんだ。日常生活のすべてが昔のフイルム映画を見ているようで、パソコンに向かっていても辛くてすぐにアタマがぼんやりして来るんですわ。それに本物の蚊が飛んで来ても、飛蚊に紛れてうまく敲けまへんねん。

♪まぶしい朝日が  金環にかわる
 そのとき一頭の 蚊が目に翔んだ〜
 (中略) 
 蚊が目に翔んだ 蚊が目に翔んだ
 これから一緒に 生きてゆくのね〜

...てか。しょうがねえなあ。

そんなこんだで、金環日食観察数日後の突然の大量飛蚊。当日のツイッターに「日食があると目医者が儲かる」と揶揄のつぶやきをした報いがテメエに来るとは。きっちり目医者を儲けさせてしまいましたわい。自爆したw

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このブログ記事について

このページは、cave(管理人)が2012年5月30日 16:49に書いたブログ記事です。

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