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ヤドカリのいない"海ヤド"水槽の住人から、今回はケヤリくんをピックアップして近況の報告をします。便宜上ケヤリくんと呼んでいますけど、正確な種名はわかりません。ケヤリムシの仲間なのか、カンザシゴカイに近縁なのかも分かりかねたまま放ったらかしにしていますが、当人はかまわずにしぶとく生き続けております。
で、ちょっと本編のバックナンバーを見てみましたら、ハンニバルとアンダーテイカー亡きあと、彼らを採集する以前から水槽にいた個体といえば、このケヤリくんと底砂の中にいるゴカイ連中だけということになるんです。ゴカイ連中も大型の個体は最近とんと見ませんから代替わりしているとすれば、完全な一個体では当水槽の最長老ということになるのであります。まあケヤリくんもゴカイ連中の組なんですけどもね。
このケヤリ君、海水に紛れてやって来たか、購入したライブロックに棲んでたのかははっきりしないんですけど、2004年の7月18日の白浜採集ののちにどこからか出てきましたから、ひょっとしたら5年以上生きてる...のかな? ゴカイってそんなに長生きできるもんなんでしょうかね、と訊ねたいところですが、現に生きております。以前は紫色がかっていたのですが、最近は鰓冠の色気が抜けてきました。夏の間の水温上昇を抑えるために、あまり照明を点けなかったせいか、それとも古老ゆえの白髪なのか。
周囲にはびこるカーリー軍団はあいかわらずなもんで、カーリーの触手が鰓冠にチクチクくるのが嫌なんでしょうか、最近は棲管を長めに突き出しております。図鑑によると、この棲管は"どろ"で作ると書いてありまして、粘液質なのがケヤリムシ、石灰質なのがカンザシゴカイとも記されてます。触ってみると結構硬いので、やっぱりカンザシゴカイなのかなあケヤリくんは(ややこしい)。とくにエサを与えてるわけでもないのに毎日毎日ユラユラ〜シュッ!(ひっこむさま)とやっております。このまま末永く息災に生き続けて欲しいものであります。
やっぱり死んでるみたいですね。
永年おつかれさまでした(09.11.01撮)
息災と言えば、前々回、アマオブネAが動かなくなったと報告しましたけれど、もう死亡と断定することにします。だってあれから3週間近く経っても動かないですから。もうじき月いちのメンテの予定なのですけど、もう触らずにそっとしておきます。たぶんお肉はもう溶けてしまっているでしょうし。しかし肉食巻貝にも襲われず、他のベントスにも処分されないアマオブネガイってどういう輩なんでしょうか。お肉が不味いのかヘンな物質で守ってるのか?不思議な巻貝ですねえ。本編掲載時に記していた過去帳にのっとって記しておきますと
◯過去帳 没「アマオブネA」 アマオブネガイ(09.10.18頃没)老衰? 2006.4.18南紀白浜にて採集。水槽在住約3年6ヵ月--
ということに。おつかれさま。まだ水槽にはいるんですけどね、もう動かないけど。
本編関連記事:32話 カーリー軍団大挙進駐!ほか
ヤドカリのいない"海ヤド"水槽の住人から、今回はケヤリくんをピックアップして近況の報告をします。便宜上ケヤリくんと呼んでいますけど、正確な種名はわかりません。ケヤリムシの仲間なのか、カンザシゴカイに近縁なのかも分かりかねたまま放ったらかしにしていますが、当人はかまわずにしぶとく生き続けております。
もう五年以上このライブロックに棲んでることになる水槽最長老のケヤリくん(09.10.17撮)
カーリーの刺胞が鬱陶しいのか、ケヤリくんつま先立ち気味に引っ込んでます(09.10.17撮)
で、ちょっと本編のバックナンバーを見てみましたら、ハンニバルとアンダーテイカー亡きあと、彼らを採集する以前から水槽にいた個体といえば、このケヤリくんと底砂の中にいるゴカイ連中だけということになるんです。ゴカイ連中も大型の個体は最近とんと見ませんから代替わりしているとすれば、完全な一個体では当水槽の最長老ということになるのであります。まあケヤリくんもゴカイ連中の組なんですけどもね。
このケヤリ君、海水に紛れてやって来たか、購入したライブロックに棲んでたのかははっきりしないんですけど、2004年の7月18日の白浜採集ののちにどこからか出てきましたから、ひょっとしたら5年以上生きてる...のかな? ゴカイってそんなに長生きできるもんなんでしょうかね、と訊ねたいところですが、現に生きております。以前は紫色がかっていたのですが、最近は鰓冠の色気が抜けてきました。夏の間の水温上昇を抑えるために、あまり照明を点けなかったせいか、それとも古老ゆえの白髪なのか。
よる年波ゆえのロマンスグレーなんですかね?
冬だし照明の色温度変えてみるか。また色づくかもしれないな(09.11.01撮)
冬だし照明の色温度変えてみるか。また色づくかもしれないな(09.11.01撮)
周囲にはびこるカーリー軍団はあいかわらずなもんで、カーリーの触手が鰓冠にチクチクくるのが嫌なんでしょうか、最近は棲管を長めに突き出しております。図鑑によると、この棲管は"どろ"で作ると書いてありまして、粘液質なのがケヤリムシ、石灰質なのがカンザシゴカイとも記されてます。触ってみると結構硬いので、やっぱりカンザシゴカイなのかなあケヤリくんは(ややこしい)。とくにエサを与えてるわけでもないのに毎日毎日ユラユラ〜シュッ!(ひっこむさま)とやっております。このまま末永く息災に生き続けて欲しいものであります。
やっぱり死んでるみたいですね。
永年おつかれさまでした(09.11.01撮)
◯過去帳 没「アマオブネA」 アマオブネガイ(09.10.18頃没)老衰? 2006.4.18南紀白浜にて採集。水槽在住約3年6ヵ月--
ということに。おつかれさま。まだ水槽にはいるんですけどね、もう動かないけど。
本編関連記事:32話 カーリー軍団大挙進駐!ほか