さよなら ヤド六

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前回記事のコメント欄でも簡単にご報告してましたけれど、とうとうヤド六は永眠してしまいました。ここに生前のご厚情を...って、人間じゃないんだし、何もしゃちほこばるこたあありませんけれど、みなさんの永らくのご愛顧にヤド六になりかわりまして厚く御礼申し上げますです。みなさんどうもありがとうございます。

まあ10年近くにわたって拙サイトを賑わせてくれた功労宿なのでありますからして、当分はヤド六追悼記事を書いてやろうと思ってます。ヤド六の死で、当アクアリウムの現状はヤドカリのみならず「甲殻類の全くいないヤドカリサイト」という情けない状態になってしまった訳ですが、あたしもイキモノ好きでございますから、このまま終了するつもりはありません。今後どういう展開になるのかは未知数ですが、たまには覗いてやってくださいませな。

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真夜中にヤド舎を覗いてみると、裸で砂から出て来たヤド六がストック貝殻におなかを突っ込み遠い目をしていた。ヤド六が裸で出歩くとは前代未聞の行動だ。息絶える約20時間前の写真。
(2009.12.09/AM2.27撮影)


てなわけで、「さよなら ヤド六」追悼記事の初回なんですが、しかしまた年末のややこしい時やで...。とりあえず今回はヤド六の簡単な履歴をメモしておくことにします。

ヤド六がわが家にやってきたのは1999年の6月26日。京都のあたしの実家の菩提寺門前に金盥を並べていたテキ屋さんから一頭100円のいちばん安いのを三頭買って帰ったうち、唯一生き残ったムラサキオカヤドカリです。死んだのが2009年の12月9日深夜から10日にかけてですから、当ヤド舎で暮らしていた期間は10年と171日。まあおよそ10年半ということになります。推測するに享年12〜3歳てなところですかね。最初はテッキリ雄だと思ってましたが、そうとう大きくなった2005年に長い腹肢と生殖孔を確認して、アラ雌だ!ということになりました。はっきり数えてはいませんけれど今までウチで行なった脱皮の成功回数は20数回というところでしょうか。死亡時の前甲長は18mmくらいでした。

亡骸は12月16日にヤド六の食用ガジュマル養生プランターに埋葬してやりました。死亡が脱皮直後だったせいか、甲殻が柔らかくてちょっと持ちませんでした。

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ヤド六をガジュマルプランターに埋葬した。こんどはキミが喰われなさいね。
ヤドカリ人生の最後に一日だけ入った最大のヤド用貝殻を墓碑に(2009.12.16撮影)


あたしもまさか死ぬとは思っていなかったのですが、あっけなくスーっと逝っちゃいましたね。今回の脱皮潜りの経過や死に至った原因などについての考察は次回以降にじっくり書いて行こうと思ってます。でもまあ早く状況を知りたいとか、質問したいことなどがありましたら遠慮なくコメント欄に書き込んでください。 次回以降の記事と重複することになるかもしれませんけど、できる限りコメントでお答えしますので。というわけで短かくて恐縮ですが今回はこのへんで。また よろしくおねがいいたします。
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このブログ記事について

このページは、cave(管理人)が2009年12月19日 22:23に書いたブログ記事です。

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