2015年1月 晩冬の句会


◯ 晩冬の兼題は「歌留多」「冬菫」「雪兎」です。

1501_c.gif  1501_b.gif  1501_a.gif

【歌留多】
かるた詠む常よりやさし母の声    天天地地地地人人人 磨角
歌かるたいにしえ人と同じ恋     天天地人      山女
ガンマンの早撃ちに似て歌留多会   天天        風写
我こそは皆前のめり歌留多かな    天天        初音
あまつ風をとめ何処や歌留多会    天地地人      酒倒
皺の手に気迫漲る歌留多とり     天地人       好喜
振袖が畳を滑る歌留多会       天地        仲春
手加減をつい忘れをり歌留多取り   天人        蝸牛
持統だけは取られたくない歌留多うた 天人        蝸牛
逢ひに来し歌留多ののちの罷りかた  天         逆月
歌かるた恋を譲って御座候      天        喜の字
歌留多取りまたもあの娘と手を重ね  天         仲春

【冬菫】
石畳色一つ置く冬菫         天天天天地地人人  雪童
うつくしきお辞儀するひと冬菫    天天地地      磨角
この家に越そうと思う冬菫      天地地人      蝸牛
冬菫影を畳んで時告げる       天地人       即馳
郷愁のひかりまとひて冬菫      天地人       菫女

眼に写し野辺に置きゆく冬菫     天地        風写
十代の恋の淡さや冬菫        天地        仲春
巡り来る明日疑はず冬菫       天人人       魯斗
冬菫そこだけ光集めをり       天人        小波
雲ひくく友は海鳥冬すみれ      天         逆月
撮る人のしゃがんで迫る冬すみれ   天         音澄
病む兄の峠を越えて冬菫       天         魯斗

【雪兎】
ひと晩で月へと帰る雪兎     天天天天天天天地地地人 即馳
初めての孤独の記憶雪うさぎ     天地地地地     菫女
雪うさぎ遠き空から降りたちぬ    天地人       魯斗

雪うさぎ引き立たせたり朱の盆    天地       喜の字
親子かな雪の兎の上手下手      天地        蝸牛
シーソーの端にぽつんと雪兎     天人        酒倒
雪うさぎ鄙に継がれしこと多し    天         菫女
部屋に来て眠りて融けむ雪兎     天         逆月
雪兎まさかあなたが作ったの     天         小波
そんなにも太ってないもん雪うさぎ  天        喜の字



★小間使いさんから--------------------------------------------------

 ということで、
 四季を一巡りしました。
 で、節分が過ぎれば春、次回は初春の句会ですよぉ。


コダーマンの雑貨屋・頑固堂

このブログ記事について

このページは、cave(管理人)が2015年1月22日 04:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「2014年12月 仲冬の句会」です。

次のブログ記事は「2015年2月 初春の句会」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

検索

Powered by Movable Type 5.13-ja